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(1)

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<同居家族がいる場合の生活援助について>

生活援助とは、利用者が1人暮らしである場合又は同居の家族等が「障害・疾病その他 やむを得ない理由」により家事を行うことが困難な場合に行う 掃除、洗濯、調理などの 日常生活の援助(そのために必要な一連の行為を含む) のことをいいます。

同居家族がいる場合の生活援助については、その同居家族が対応することが基本となり、 原則保険給付対象として算定できないこととされています。

しかし、個別性を勘案し、「その他、やむを得ない事情により、家事ができる状況でない」 場合は、算定することも例外的に認められています。

(1) 生活援助の算定が可能な本人及び世帯像 「単身世帯」

同居する家族がいない場合です。

*二世帯住宅や同一敷地内に家族が居住している場合は、「同居」と考えて検討してく ださい。

「家族等が障害、疾病等」

同居家族が要介護(要支援)認定者で家事ができない場合や、障害又は疾病により家 事ができない場合、それによりどのような家事を行うことができないのか明らかにする 必要があります。また、疾病については、疾病名を明らかにする必要があります。 「その他」

同居家族がいる場合でも、事情によっては算定が可能になることがあります。 (参考例)

① 家族の介護放棄により支障が生じている場合

② 家族が高齢であるため、体力的に対応が困難で介護負担が極めて高い場合

③ 本人が認知症であり、一人で食事の準備ができないため、家族不在の時間帯に食事 の配膳等が必要な場合(ただし、単なる見守りはヘルパーの業務ではない。)

(2)提出書類

① 介護保険サービス提供にかかる届出書

② 居宅サービス計画書(ケアプラン) 第1表∼第3表 ③ サービス担当者会議の要点 第4表

④ フェースシート ⑤ アセスメントシート

(2)

2 [ 本人の状況について]

・高齢者日常生活自立度、認知症高齢者の日常生活自立度、ADL、IADL、認知 症に関する状況

・心身の状況、生活リズム等について

・必要なサービス内容(具体的な支援内容、回数) [家族の状況について]

・家族構成、キーパーソン、主介護者

・同居家族それぞれについて、支援が困難な理由

心身の状況、勤務の状況(支援が困難な時間)、家庭内の役割(支援・協力してい る内容)、本人との関係性等

[代替性の有無の検討]

・必要なサービスそれぞれについて、「家族が不在の時間に援助しなければならない内 容か」、「代替案(インフォーマルサービスを含む)がないか」などをサービス担当者 会議等を通して検討してきた内容。

(3) 留意事項

① 「家族が仕事」「日中独居」・・・これだけではやむを得ない事情にはなりません。 家族が在宅している時間帯(夜間及び休日)において、家族で対応すれば事足りるも のについては、生活援助の対象にはなりません。家族が不在の時間帯において、「援助を 行わなければどのような支障が生じるのか」、「その時間帯に援助を行う必要があるのか」、 「他に代替手段はないのか」等、サービス担当者会議において十分に検討してください。

また、「家族が家事をやったことがない」、「家族に遠慮があり、頼みにくい」「利用者 本人が家族のためにやっていた家事をヘルパーに頼みたい」という理由だけでは訪問介 護の生活援助は算定できません。

② 一度必要性があると認められても、継続的に算定できるわけではありません。 生活状況や身体状況等の変化があってもサービスを継続して利用する場合は、必要に 応じて届出を行ってください。

(3)

3 参考:

「生活援助算定」確認フローチャート

平成28年5月作成

◎ チェック1:事業対象者、要支援1∼2、要介護1∼5の利用者であること

◎ チェック2:利用者本人に対してヘルパーによる生活援助が必要(本人ができない行為)であること

◎ チェック3:「同居家族がいない」又は「同居家族は家事ができない」こと

同居家族なし

(日中独居は含まず) 同居家族あり

あり あり

家事が困難

なし

不適切

適切

NO 同居家族の有無の判断

同居家族がいる場合 ① 障害・疾病の有無

② 同様のやむを得ない事情の有無

◎ チェック4

サ ー ビ ス 提 供 内 容 が 介 護 保 険 給 付 サ ー ビ ス と し て 適 切か検討

※ 「老計第10号」に定められた範 囲のサービス内容であり、かつ「老 企第36号」と「厚生労働省告示1 9号」の基準をみたしていること、 かつ「老振第76号」に例示されて いる不適切な事例に該当していない

生活援助の算定

できない

◎ チェック5

事前にケアプランに位置付けられていること ◎ チェック6

ケ ア プ ラ ン が サ ー ビ ス 担 当 者 会 議 で 利 用 者 を 含 め 合 意 さ れており、明文化されていること(計画書に、生活援助中心 型の算定理由その他やむを得ない事情の内容について記載) ◎ チェック7

(4)

4

YES

介護保険の訪問介護以外の方法で代 替サービス・支援方法を再検討する。

参照

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